吹奏楽から始まる音楽生活史 9 筋肉それすなわちパワー
練習が楽しい私VSバリトンサックスの重さに耐えられない私ファイっ!の前回でしたが、
大切な練習項目についてまだ書いていませんでした。
それは…
筋トレ!!!
一年生だけでなく、先輩たちも5月の間はジャージに着替えて部活にやってきます。
部員全員で、体力づくりの筋トレをするためです🔥
メニューは
①学校の外周2周(校庭は運動部のテリトリーなので)
②腹筋100回、腕立て100回
③足上げ(廊下に寝転がって、両足を90度、60度、30度など指定された角度まで上げ数秒キープ!)
でした。
これを平日の部活始まりに毎日やってました。
地獄だったけど、まあわちゃわちゃしながら友達と動くのは楽しいという年齢でしたし、このおかげで70人くらいの部員の顔や性格をなんとなく覚えていくことができました。
運動部と違って運動中は笑ってはしゃいでもOKなゆるい雰囲気でしたし!
賛否両論
Twitterでたびたび浮上してくるのが
「吹奏楽部に筋トレいる / いらない問題」
です。
腹式呼吸に腹筋が必要とか言うけど、
実際そこまでいらないよね?とか、
あまり腹筋つきすぎると逆効果!とか
否定派が多めな印象です。
まあ今はスポ根とか熱血とか流行らないですからね…🤔わかる。
でも、中学生という時期に基礎体力つけて良かったなと私は思います。
その後の人生、長時間の練習も全然平気です。
体力が続く限り吹いていたいし歌っていたいので、体力があればあるだけ嬉しい!
早くサイボーグになって疲れ知らずになりたい!!(笑)
そのおかげか、今もめちゃくちゃ元気です!
大きな病気もかからず、ちゃんと休めば適切な回復ができる身体をキープできています。
身体も心も寝れば解決!単純!(笑)
あの時基礎体力づくりをやってて良かったなと思うことの一つです。
あと、そもそも楽器を支えたり運んだりという筋力は必要でした。
自分たちでトラックに楽器を積み込んだり、ステージをセッティングしたり。
音楽室って近所への騒音配慮のためか、なぜか学校最上階にあることが多くて6kg(ケーズ含めておよそ8kg)のバリトンサックスをせっせと運びましたよ…4階まで…
今は仕事でほぼ毎日楽器を持ち歩いていますが、あのときつけた筋力がなかったら成り立たないことばかりだなと、大人になってもしみじみ思います。
100回もやらなくってよくない?!とはさすがに思いますが(笑)
そんなわけで私は筋トレも人生の中で一回くらい集中してやっても良いんじゃない?(そして若いうちに部活で)派です✌️
次回、演奏とは筋力との協力!
初めて次回予告をしっかりつけました(笑)
なんか筋肉の話してたら色々思い出して話が脱線しちゃいそう…
基礎体力と基礎筋力はつけたつもりですが、新しい楽器に挑戦するとまず最近つまずくのが、
その楽器を正しく構えてキープする筋力がまだ育ってない
ということです。
趣味なんだから多少姿勢が悪くても音が出ればいいじゃん~♪
という意見もとてもわかりますが、結局いちばんきれいで楽に、つまり効率よく音を出せるのは正しい構え方で(そりゃ先人たちが試行錯誤してくれた結果の形ですものね、巨人の肩に立つというやつです!)
演奏たのしい!って気持ちが上回るためには構えがさまになっていると良いということです。見た目から入るとはよく言ったものだ。
ギターをやったときは雑音がしたりコードがうまく抑え続けられなかったりしまして、最近はちょっとずつギター筋を鍛えています。
と言っても特別なトレーニングをするんじゃなくて「ギター筋よ、我に力を~!」と念じながらギターを練習するだけです(笑)
(吹奏楽から始まる音楽生活史9 了)
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